ラムサール条約 登録候補地「ハチゴロウ戸島湿地」
こんにちは 東山荘です。
数日前になりますが、テレビNewsでも放映してましたが環境省が
「ラムサール条約」の新たな登録候補地として
兵庫県豊岡市の円山川下流域・周辺水田（５・６平方キロ）が選ばれました。
こちらは、当館からも自転車で行ける距離で地元民は「ハチゴロウ戸島湿地」と言っております。
（当館が所有する、こうのとりの巣立ちの写真）
「こうのとり ハチゴロウ」とは↓
2002年8月5日、湿田だったこの地に一羽の野生のコウノトリが舞い降りた。この雄の野生コウノトリは
中国大陸から飛来したとされ、確認された日にちなんで「ハチゴロウ」と名づけられた。
以来5年近くにわたり豊岡市に留まって生活を続け、地域住民や愛好家らに親しまれました。
しかし残念なことに、2007年（平成19年）2月6日から行方不明となり、同2月27日に同市金剛寺の山林で死亡。
ハチゴロウにより野生のコウノトリは通常どのような行動をとるのか？など多くのヒントを得る事が出来。
これらの功績を称えるとともに、市民に親しまれた記憶を風化させないよう、
保全した湿地に名前を残すこととなりました。
「ラムサール条約」とは水鳥の生息地として国際的に重要な湿地を保全する条約の名称で
７月に条約事務局に通知し、正式に登録される見込みだそうです。
「豊岡市の円山川下流域・周辺水田」以外に、・大沼（１２・３６平方キロ、北海道七飯町）
・渡良瀬遊水地（２８・６１平方キロ、茨城県古河市、栃木県栃木市、小山市、野木町、群馬県板倉町、埼玉県加須市）
・立山弥陀ケ原・大日平（５・７４平方キロ、富山県立山町）・中池見湿地（０・８７平方キロ、福井県敦賀市）
・東海丘陵湧水湿地群（０・２３平方キロ、愛知県豊田市）・宮島（１・４２平方キロ、広島県廿日市市）
・荒尾干潟（７・５４平方キロ、熊本県荒尾市）・与那覇湾（７・０４平方キロ、沖縄県宮古島市）。
ぜひ！無事に正式登録となれば自然豊かな但馬・城崎の名が世界に少しでも広がるかと思います。
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