浴衣の柄の素敵な意味
こんにちは 東山荘です。
朝晩とも連日にわたり気温が高くたいへん蒸し暑い日が続きます。雨も少なく気温も夜に
なっても高い状態なので熱中症に気をつけなければなりません。晴天つづきなのでお出かけ
になられる数も例年の梅雨時よりもたいへん多くなっております。この時季はホタルシーズン
なので浴衣を着て8時前後くらいから外湯に行くついでに、ホタルスポットをお教えしております。
お好み浴衣を選んで幻想的なホタルを見るのも旅の思い出のひとつになろうかと
思います。当館は200種以上の浴衣を取り揃えているので色・柄も選ぶのに迷ってしまう
くらいございます。そこで、ゆかたが持つ素敵な意味をご紹介します。花柄が一番多い
ですが動植物系もあり、それらすべてに日本的な素敵な意味がございます。
トンボ、俊敏に力強く飛び回り決して後ろ向きには飛ばないことから『勝ち虫』と呼ばれ
縁起の良いものとして武士に好まれており、有名な武士の兜・槍などにもたしか使われて
いたような気がいたします。女性は、よく牡丹(ボタン)柄を好みます。「立てば芍薬座れば
牡丹歩く姿は百合の花」と言われ牡丹や芍薬は美しい女性の象徴とされます。
柄としては「幸福」を意味します。蝶は、羽化する様子から、「復活、変化」「不老不死」意味。
「長」の音から「長寿」などの意味があります。恋愛面では「ずっと続く」と願いが込められてます。
ツバメ・鳥系は、鳥は「幸せを運ぶ」ものの象徴とされて、なかでも渡り鳥であるツバメは、恋を
運ぶといわれています。藤（ふじ）しだれ藤から花がたくさんつくことから「子孫繁栄」を意味する
いわれがございます。まだまだ、すべての柄の意味をご紹介しきれませんが、お好み浴衣を選ぶ際の
基準のひとつに考えると楽しみが増えかと思います。
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