七草粥 (ななくさがゆ)~人日の節句~
こんにちは 東山荘です。
一昨日(1/5)より暦では 「小寒(しょうかん)」に入り、いわゆる大寒まで一層
冷え込みが非常に厳しくなってきております。本日(七日)は、「人日の節句」の
行事で五節句のひとつ、簡単にいうと「七草粥」をいただく日となります。
中国(唐の時代)に、人日の日に「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」という7種類の若菜を
入れた汁物を食べて、無病息災を願うようになりました。
羹はあつもの、汁という意味です。また、官吏昇進を1月7日に決めたことから、その日の
朝に七種菜羹を食べ、立身出世を願ったといいます。
この風習が日本へ伝来し、年のはじめに若菜を摘んで頂戴し自然界から新しい生命力を
いただく「若草摘み」という日本古来の風習と結びついて「七草粥」となり、平安時代の
宮中行事として七草粥を食べるようになります。
7日といえば松の内(一般的には1月1日~1月7日)の最後の日にあたります。
七草粥が定着した背景には、お正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、青菜の不足しがちな
冬場の栄養補給をする効用もあり、この日に七草粥を食べることで新年の
無病息災を願うようになりました。
以下挙げてみましたが意外と正月料理は、味は濃い目で高カロリーな食材も多いのです。
例えば、煮しめ(1人前)314カロリー、鰤の焼き物(1人前)211カロリー、だてまき(1切れ)
⇒65カロリー、黒豆(約20g)⇒57カロリー、かまぼこ(2切れ)⇒40カロリー
お雑煮(餅2個入り)300カロリー(お餅3個以上食べてばご飯一杯分よりも高カロリー)
上記写真の七草は、「セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ ダイコン カブ」ですが
春の七草以外のものでも構わないようで。自宅の冷蔵庫にあるネギ、ホウレンソウなど
お好きな野菜でOKです。本来の七草粥のコンセプトの新鮮な若菜を食べて自然界から
新しい生命力をいただく野菜にマッチしてればどんな野菜でも良いらしいです
皆様!今晩は、お正月に疲れた胃腸をいたわる七草粥を食べて新年の無病息災を願いましょう!
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